摘発すべきと判断されたカジノカフェに対し、警察では摘発に向けて準備を進めることになります。
カフェカジノを利用した場合、胴元だけでなく利用者も逮捕されることがありますので、実際の摘発の状況などを知っておいたほうが良いでしょう。
警察が裏を取って摘発の準備をする
まずは警察が裏を取るようにしています。
実際にカジノカフェとして賭博行為が行われていて、客が入っていることを確認する必要があります。
客が入っていないことが分かっていたり、特に賭博行為が行われている証拠があるように感じられないと、現行犯で逮捕することができないために意味がありません。
そのため必ず行っていることを確認しています。
確認できている時点で、摘発するための準備をすすめることになります。
カジノカフェは気づいていないと判断できていて、この日なら摘発できるだろうという状況を作ります。
そして大勢の捜査員が突入して、現行犯で賭博行為が行われたことを確認して逮捕する、これがカフェカジノの摘発です。
現行犯以外では逮捕できない
このようなカジノカフェは、現行犯で行われていることが確認できない限りは逮捕できない仕組みとなっています。
逮捕したいと思っても、現行犯で行われていることの証拠がない場合は、ただ機材を置いているだけと思われます。
特にカジノカフェはバカラのようなテーブルが置かれているわけでもなく、ただパソコンが置かれているだけなのでおかしいと思われないのです。
そこで現行犯で行われていることを確認しているのです。
この日に客が入っていて、その人が出てこないことがわかっていれば、何かをしていると思われます。
これで摘発できるチャンスが生まれていると思われて、突入するタイミングを作ることができています。
逮捕されるのは利用していた人も含めて
サービスを提供している人がだけでなく、逮捕されるのは賭博行為をしている人も適応されます。
ただ罰金を支払えばある程度の時期で釈放されることになり、提供している人とは扱いが異なります。
提供している側は、賭博行為を行わせようとしていることで、厳しい罰を受けることになります。
実刑になることも多々あるくらいで、プレイしている人とは大きな違いが作られてしまいます。
摘発されることは、そこにいる人は全て逮捕されるような状況になります。
“日本に居ながらにしてインターネットを介して海外のネットカジノに参加する”事について端的に言えばネットカジノは”グレーゾーン”という判断をされています。
以上のような理由から、「合法、とは言えないまでも摘発の恐れは限りなく低いグレーゾーン」という見解がなされています。